公立高校学力検査分析

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公立高校学力検査の分析が北辰図書から発表されました!

●受検者数
受検者数       倍率
全日制全体 39,122人 1.09倍
普通科のみ 29,878人 1.13倍
※埼玉県内の国立・公立・私立の中学3年生のうちの約64%が受検しました。

●5教科合計の予想平均点(県教育局による)

  予想平均点 昨年度の予想平均点 昨年度の実際の平均点
学力検査問題 265点 258点 283.8点
学校選択問題 285点 285点 277.8点

●問題数

教科 国語 数学 社会 理科 英語 合計
学力検査問題 25問 23問 30問 30問 31問 139問
学校選択問題 25問 20問 30問 30問 31問 136問

※試験時間は両タイプとも全教科50分。

学年別出題数と配点割合(学年区分のない国語を除く4教科での出題数)

  1年生 2年生 3年生
  小問数割合 小問数割合 小問数割合
学力検査問題 31問 28.0% 47問 39.5% 36問 32.5%
学校選択問題 24問 22.3% 39問 32.0% 48問 45.8%

※割合は配点によるものです。(四捨五入の関係で,割合の合計が100%にならない場合があります。)

国語
県の予想平均点〜55点/昨年の県の予想の平均点〜55点(昨年の実際の平均点〜57.2点)

・大問数,小問数ともに昨年度から変化はなく,おおむね例年通りの問題構成であった。

大問1:会話文中心の小説。例年2問出題されていた記述問題が今年度は1問となり,書き抜きの問題(配点6点)が1問出題された。記述問題は指定語句や空欄の前後の内容を手がかりにまとめる必要がある。

大問2:漢字は例年通り。文法は動詞の活用の種類と助動詞の意味(用法)の識別。いずれも選択問題。今年度は語句に関する問題は出題されなかった。問4の最小問3問のうち,1問は効果的な発表をするための工夫に関する問題。

大問3:哲学者による「散歩と考えること」を考察している文章で,中学生にとっては内容把握がやや難しかったもしれない。記述問題は2問で,問われている内容を把握し,まとめる力が問われる。

大問4:古文読解。文章は短いが,前半部分と後半部分の内容の展開を確実に把握する必要がある。昨年度に続き,歴史的仮名遣い,主語に関する問題が各1問出題された。

・大問5:課題作文。資料から読み取ったこと,体験をもとに自分の考えを書くもので,昨年度と同様の出題。

数学【学力検査問題】
県の予想平均点〜55点/昨年の県の予想の平均点〜50点(昨年の実際の平均点〜67.9点)

・大問数は昨年と同様で4問,小問数も昨年と同様で23問であった。

学年別の出題数では,1年生範囲からの出題が増えた

・全体としては,基本的なことを正しく理解できているかが問われる問題が多かった。

数学【学校選択問題】
県の予想平均点〜60点/昨年の県の予想の平均点〜60点(昨年の実際の平均点〜55.2点)

・大問数は昨年と同様で5問であったが,小問数は昨年より1問増えて20問であった。

3年生範囲からの出題が半分以上を占めている。また,2年生範囲からの出題が減少し,1年生範囲からの出題が増加した。

・学力検査問題と同じ題材であっても,問い方や与えられる情報で難度が高くなっており,全体として思考力を要求された。

社会
県の予想平均点〜55点/昨年の県の予想の平均点〜55点(昨年の実際の平均点〜55.4点)

・大問構成は例年通り,地理(大問1・大問2)・歴史(大問3・大問4)・公民(大問5)・総合問題(大問6)と,各分野バランスよく出題された。

・小問数は,昨年から4問減少して,30問であった。

・学年別の出題数では,1年生と3年生範囲からの出題が減り,2年生範囲からの出題が増えた

理科
県の予想平均点〜50点/昨年の県の予想の平均点〜50点(昨年の実際の平均点〜51.1点)

・大問の配点は昨年と同様で,大問1は24点,大問2~大問5は各19点。

・大問1は昨年と同様,地学・生物・化学・物理から各2問ずつの小問集合を出題。

・大問2~大問5は,ノートや授業の場面,実験のレポートを題材に問いを展開

・大問4では,1問で2つの要素を問う文章記述の問題が,6点と高い配点で出題された。

計算の過程や考え方を書く問題は,昨年に引き続き今年も出題されなかった。

英語【学力検査問題】
県の予想平均点〜50点/昨年の県の予想の平均点〜48点(昨年の実際の平均点〜52.2点)

・ 大問構成に変更はない。大問3全体の配点は18点から変わっていないが,語形変化を問う問題がなくなり,小問数が6問から5問に減った。全体を通して出題形式に昨年から大きな変更は見られない。

英語【学校選択問題】
県の予想平均点〜65点/昨年の県の予想の平均点〜65点(昨年の実際の平均点〜58.9点)

・大問構成,配点分布に大きな変更はない。関係代名詞や間接疑問が出題範囲外となっていたためか,昨年に比べ,2年生範囲からの出題が増えた。

・大問2では,昨年出題された2文以上で書く英語記述問題がなくなり,今年は日本語記述問題が出題された。

・大問3の長文は,英文量が昨年より7行減り,43行となった。例年より比較的読みやすい内容となっている。

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