毎日勉強しているのにどうして点数が上がらないのか?
イライラしてしまう保護者さまも多いと思います
本当にやっているのか?
ぼ―っとしてるだけなんじゃないか?
やり方がまちがっているんじゃないか?
そう思ってしまうこともあると思います
また、実際に勉強している本人も
やっているんだけどテストではできない
教材が悪いんじゃないか?
やっても変わらないんじゃないか?
そうネガティブな気持ちになってしまうこともあると思います
点数に現れるには時間がかかる
数十年前、いや十数年前まではテストの問題が今と比べるとシンプルでした
結構難しい問題もありましたが、問題の問われ方がシンプルなので
速く解けること
暗記量が多い事
これが点数の高い、低いに直結してました
つまり
個人差は多少あるものの、勉強量を増やして訓練する時間、暗記する時間に比例していました
ところが、ここ数年の問題は知識を多く覚えることは当たり前(10年以上前と比較すると重箱の隅をつつくような知識はもとめられませんが)で、その知識を活用できるか?問題文の情報を正確に読み取れるか?が点数の高い、低いにつながるようになってきました
例えば・・・
今年4月の埼玉県公立高校入試問題の理科です
大問①は数十年前の出題方法に近い一問一答形式です
この大問①で着実に点数を取りたいところです
そして大問②から⑤までは「地学→生物→化学→物理」と4分野から出題されます
ここで大問②の地学分野を紹介いたします
いかがでしょうか・・・
問題文が長くないですか?
ちゃんと読めばわかるし、実際に問(1)(2)なんて基礎的な用語問題です
しかし、多くの子が問題文から何を答えたらよいのか?までたどり着けず正答できないのです
どうすればよいのか?
では苦手な子はもうどうにもならないのか?
いえ、そんなことはないですよね
平均点に満たない子に関しては知識量が不足しているので知識量を増やす事が大切です
しかし問題文の情報を正確に読み取るためには問題で問われていることだけを知っていればいいわけではないので、ある程度の知識量が必要になってきます
やった量が点数に現れない理由の一つ目です
用語問題が多ければ、やった分知っていることが増えるので取れる問題が増えます
しかし、入試問題や新しい傾向の定期テスト問題では知識量が増えて問題文が読めて、初めて点数につながる問題になります
そして、知識量がある程度まできたら、問題文をちゃんと読めるように忍耐力をつけること
ここでまた一つの壁があり、この壁を超えるための訓練が必要になります
これが時間がかかるもう一つの理由です
実際の入試形式の問題に慣れる為の時間が必要なのです
なんであんなにやっているのにできなんだろう?
保護者さまからたまに聞く言葉です
大丈夫です
今は、丈夫な芽を地上に出すために土の中で頑丈な根を伸ばしている最中です
信じて上げてください
保護者様は我が子を
生徒本人は勉強している自分自身を
お知らせやスケジュール更新時にメッセージ送信しておりますのでラインのご登録をお勧めしております。