先日我が奥様が、9ボーダーというドラマを見ていました
すると・・・
ホワイトハラスメントという言葉が聞こえてきました
昨今、「会社がぬるすぎて成長機会が得られないから退職する若手が増えている」という内容が新聞やラジオから聞こえていたので、ホワイトハラスメントという言葉は知っていました
私も15年くらい前まではいわゆる上場企業なる会社に勤めていて、退職前は日経平均が8,000円くらいの「どんよりしたと日本」真っ最中でした
会社は経費削減を旗印に「残業はするな」「無駄な事務用品は使うな」という状況でした
残業はするな!
今なら「はい喜んで!」なのですが(笑)、当時は子どもが生まれるか生まれないかの頃で、もっと上に、上に、という気持ちでいっぱいの若手から中堅社員になるくらいでした
人員も削減されているような状況ですから、当然仕事量も増えています
夜、残っているとうるさいから朝早くに出社してコツコツと仕事をこなす日々
でも、どうしても残業はでてしまう
それなのに「早く帰れ!」と
時間が限られるので仕事の質は100%満足のいくものではなくなり・・・
私の昔話はおいておいて・・・
今の時代の「残業しないで帰りなさい」とは、企業側の意味が違っていると思いますが、「もっと満足のいく仕事がしたい!」という社員からすると「物足りない」と思ってしまうんですよね、きっと
今は上昇志向がある社員からやめてしまうのだそうです
しかし、反面、厳しくてもやめていくとありました
会社から与えられた残業やノルマは厳しく感じるようです
自発的な残業はしたいけど、言われた残業はヤダ!
人って勝手なもんです(笑)
さて、話を中学生に当てはめてみましょう
怒らない先生は良い先生、めっちゃ優しいと、単純に思ってしまう中学生と、言われないから心配で自分でやる中学生がいたとしましょう
当然、後者の子は勉強ができるようになりますよね
勉強ができるようになりたいと思っているから、心配になるわけですから
では、課題が大量にでて、やってないと叱責されるほうが良いのか?
これはそうではないですよね
できるようになりたいと思っている子に、度を越えた課題をたくさん出し続けてしまうと、こなすのに精いっぱいとなり、だんだん上昇志向が薄れてきてしまいます
やれと言われるとやりたくなくなる
人って勝手なもんです(笑)
話は変わりますが・・・
ここで、昔話「今川義元のむごい教育」を知っている方ならわかると思いますが、怒らないのは決してやさしくはないということです
やりたいことだけをやらせ、さぼりたいならさぼらせる、きついことは何一つさせずに好きなように育てる
そうすると「ダメ人間ができあがる」と・・・
ダメ人間にさせることを目的としている先生はいないですが
あえて、厳しく、細かいことを言わないのは、自分がした行動の結果は自分で請け負いなさいね!ということです
その気持ちがないと、いつまでも他責思考となり、自分の行動を見直すことができません
これは保護者様も我が子に伝えていかないと「俺の先生、めっちゃ優しいから、提出期限過ぎても平気」という、都合の良い解釈をする人ができあがってしまいます
厳しく怒らないのは優しいのと違いますよ
早く自責思考になってほしいんですよ
きとんとやるべきことは伝えているはずですよ
誰にでもわかるよう丁寧にね
自分で決めて、行動できる!
自分の行動の結果は自分で受け入れる気持ちを持つ!
言われたことをやっているより、楽しいと思うんだけどな~
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