さいたま市南区にある埼玉県立浦和商業高校
簿記や情報処理、ビジネスなど、普通科の高校とは少し違った専門的な学習ができる高校です
高校卒業後の就職はもちろん、大学や専門学校への進学も視野に入れながら、将来に役立つ知識や資格を身につけられることが魅力です
今回は浦和商業高校の過去3年間の倍率、北辰偏差値、そして令和9年度入試から導入される面接について紹介します!
■ 浦和商業高校 過去3年間の入試結果
浦和商業高校には「商業科」と「情報処理科」があります
まずは、それぞれの入試結果を比較してみましょう!
【商業科】
| 入試年度 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度(2024年) | 224人 | 202人 | 1.13倍 |
| 令和7年度(2025年) | 172人 | 173人 | 0.87倍 |
| 令和8年度(2026年) | 210人 | 198人 | 1.06倍 |
【情報処理科】
| 入試年度 | 志願者数 | 合格者数 | 志願倍率 |
|---|---|---|---|
| 令和6年度(2024年) | 99人 | 82人 | 1.24倍 |
| 令和7年度(2025年) | 84人 | 80人 | 1.05倍 |
| 令和8年度(2026年) | 86人 | 80人 | 1.08倍 |
※志願者数は志願先変更後の確定人数
※合格者数は入学許可候補者数
※志願倍率は志願者数÷募集人員(商業科198人・情報処理科80人)
※第2志望による学科間の移動などにより、合格者数が志願者数を上回る場合があります
令和6年度は、商業科・情報処理科ともに1倍を超えていました
令和7年度には商業科が0.87倍まで下がりましたが、情報処理科は1倍を超えています
令和8年度も情報処理科は1.08倍となっており、学科によって倍率に違いがあることがわかります
浦和商業高校を目指す場合は、学校全体ではなく、希望する学科の倍率を確認することが大切ですね!
■ 北辰テストの合格者平均偏差値は?
浦和商業高校の北辰偏差値について、公開されている過去の合格者データを見てみましょう
| 学科 | 北辰偏差値(参考) |
|---|---|
| 商業科 | 45.4 |
| 情報処理科 | 49.5 |
※2023年度入試の北辰データを参考にした公開分析による数値
※令和8年度入試の合格者平均ではありません
商業科と情報処理科では、偏差値の目安に4ポイント程度の差があります
ただし、これは過去のデータですので、最新の合格ラインを示すものではありません
また、北辰テストの偏差値だけで合否が決まるわけではありません
浦和商業高校では、内申点も重要な評価項目となっています
■ 令和9年度入試の配点は?
令和9年度入試では、共通選抜による第1次選抜と第2次選抜が実施されます
商業科・情報処理科ともに同じ配点です
【第1次選抜:募集人員の80%】
| 評価項目 | 配点 | 割合 |
|---|---|---|
| 学力検査(5教科) | 500点 | 53.8% |
| 調査書(内申点) | 400点 | 43.0% |
| 面接 | 30点 | 3.2% |
| 合計 | 930点 | 100% |
【第2次選抜:募集人員の20%】
| 評価項目 | 配点 | 割合 |
|---|---|---|
| 学力検査(5教科) | 500点 | 60.2% |
| 調査書(内申点) | 300点 | 36.1% |
| 面接 | 30点 | 3.6% |
| 合計 | 830点 | 約100% |
※割合は小数第2位を四捨五入
※調査書は9教科の評定を換算した点数です
ここで注目したいのは、第1次選抜における調査書の割合です!
第1次選抜では、調査書が全体の約43%を占めています
これは、当日の学力検査だけでなく、中学校での成績も非常に大切になるということです
また、内申点は中学1年・2年・3年の成績を「1:1:2」の比率で評価します
中学3年生の成績が重視されますが、中学1年生からの積み重ねも大切ですね!
なお、学力検査は5教科とも共通問題で、学校選択問題は実施されません
■ 令和9年度から集団面接がスタート!
令和9年度から、埼玉県公立高校入試ではすべての受検生に面接が実施されます
浦和商業高校では、集団面接が予定されています
面接の中で行われるのが「My Voice(マイボイス)」です
受検生は、中学校生活で頑張ってきたことや、そこから学んだこと、高校生活で挑戦したいことなどを自分の言葉で伝えます
ここで大切なのは、立派な実績を並べることではありません
例えば
「苦手な勉強を克服するために毎日努力した」
「部活動で仲間と協力することの大切さを学んだ」
「文化祭でお店の運営を担当し、人と協力する楽しさを知った」
こうした身近な経験も、十分に自分の強みになります
そして浦和商業高校の場合、もう一つ大切にしたいことがあります
それは、なぜ商業高校で学びたいのかということです
「簿記の資格を取得したい」
「パソコンや情報処理の技術を身につけたい」
「将来は会社の経営や商品開発に関わりたい」
こうした目標を、自分の経験と結びつけて話せるようにしておきたいですね!
■ 浦和商業高校合格に向けた3つの対策
① 内申点を大切にする
第1次選抜では調査書が約43%を占めます
定期テストはもちろん、日頃の授業や提出物にも丁寧に取り組みましょう
② 5教科の基礎をしっかり固める
学力検査は5教科とも共通問題です
難しい問題ばかりに取り組むのではなく、基本問題で確実に得点できる力をつけることが大切です
③ My Voiceで志望理由を明確にする
「なぜ浦和商業高校なのか」
「商業科・情報処理科で何を学びたいのか」
「高校で学んだことを将来どう生かしたいのか」
この3つを、自分の言葉で説明できるように準備しましょう
■ 最後に
浦和商業高校は、専門的な知識や資格を身につけながら、将来の可能性を広げられる高校です
課題も多く、偏差値だけで選ぶと、「思っていたよりも大変!」となってしまいますので、将来へ向けてスキルを身に着ける!という意識をもって進学してほしいと思います
令和9年度入試では、学力検査と内申点に加え、面接への準備も必要になります
特に浦和商業高校では、内申点の比重が大きいこと、そして商業分野を学びたいという目的意識を持つことが大切です
高校選びは、偏差値や倍率だけで決めるものではありません
その高校で何を学び、どんな自分になりたいのか
ぜひ、そんな視点からも志望校を考えてほしいと思います
埼玉松陰塾武蔵浦和校でも、日々の学習指導はもちろん、My Voiceの準備を通して、生徒一人ひとりが自分の良さを見つけ、自信を持って受験に臨めるようサポートしていきたいと思います!

