中学生の子を持つ親が悩む5つの事 ②

保護者さまへ

こんにちは、中学生の子を持つ親が悩むシリーズのパート②です。

ゲームやスマホとどうつきあわせれば良いか。

●これをやってしまうと逆効果

ゲームやスマホなど遊びと距離をとらせたい場合は「事前のルール作り」が基本となります。

例えば、購入前であれば、子どもと話し合い、ルールを決めるのです。

まず、大人は仕事をして家族の生活を支える責任があるように、子どもは勉強をすることが責任であることを確認します。

そのうえで、どの時間帯に、どれだけやって良いのかを一緒に考えて決めるのです。

親がこうだと一報的に決めるのは上下の関係です。

反発を招きます。

そうではなく、話しあいながら折り合いをつけていくのが、反抗期の子どもに対する正しいやり方です。

もし、これからスマホやゲームを買い与える場合は事前にルールを決めておくようにしてください。


こんな話の進め方なら子どもも納得

では、ルールを決めずに、すでに買い与えてしまっている場合はどうしたらよいのでしょうか?

やはり、この場合でも話し合いから始めるべきです。

そして、上からの押し付けにならないよう注意しながら、ルールを決めていきます。

例として・・・

「最近、あなたの行動を見ていると心配だわ・・・」

「私も子どもの頃はゲームをしていたから、その楽しさもよく知っているし、はまっちゃうのもわかる」

「でも、家にいる間、ずーとゲームをやっているのはどうなんだろう?」

「私も家に帰ってきてゲームだけやっていれば楽だけど、掃除もあるし、ごはんも作らなくちゃいけない。掃除をしなきゃ、家が汚くなるし、ご飯だって買ってきたものだけでは、体に良いわけがない」

「好きなことだけやっていたら、必ずどこかにしわ寄せがくるわ」

「だから、ゲームをやるときの我が家のルールを決めたほうが良いと思う、今から少し一緒に考えてましょう」

このように、話をすればお子さんは自分の置かれている立場を客観的に見られるようになり、ルール作りに応じてくれるはずです。

ルール作りの目安は・・・

・ 平日ゲームは30分まで
・ 休日は1時間まで
・ 使ってよいのは9時までとする
・ テスト前は週の合計が4時間とする
・ テスト5日前はゲームをやらない
・ ルールを守れなかったら1週間使用禁止


など、制限の中なら自由にさせ、ルールを破った場合のペナルティも一緒に決めて奥のです。

大切なのは、ルールの中で、事前に親子ゲンカの芽を摘んでおくことです。


反抗期の子どもには矛盾がひそんでいる。

親御さんの中には、ルールで制限をかけると「子どもから反発されて、非難されるのではないか」と心配になる方も多いようです。

しかし、それは違います。

子どもは始めこそ反発しますが、その反面、

「親からしっかりと歯止めをかけてもらいたい」

「道から外れそうになったら毅然とした態度でダメだと言って欲しい」という思いももっているのです。


自分のことを本当に気にかけてくれているのか、本当に大切に思ってくれているのかを試すために、あえて正しくない行動をすることもあるのです。

もし、ご家庭にこうしたルールがない場合は今すぐ話し合い、ルール化することをお勧めいたします。

帰りが遅くなる時のルール

お手伝いのルール

などでもいいでしょう。

こうしたルールを作ったうえで、家族全員で守っていくこと。

これが、反抗期の子どもを育てていくうえで必要ではないでしょうか。

反抗期の子どもの左右の関係を理解しつつ、家族間のルールを設けることで子どもが安心して生活できる環境を作っていきましょう。

③に続く・・・

③は勉強にどこまで関われば良いの?です。

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