本日は教材会社さん開催の公立高校分析セミナーでした
昨年度、大学の共通テストの数学難化に伴っているのかどうかはわかりませんが、埼玉県の学校選択問題の数学は今までと違った角度からの出題がありました
会話文から答えを誘導していく問題は文の長文化が顕著ですが、全国的な傾向のようです
勉強が苦手な子はもう、この文の長さで面倒くさくなり考えることをストップしてしまいます
一つ一つ、問題毎に聞いていくと「あ、そうか!」となりますが、本番では解けない・・・
この傾向が顕著になっています
英語に関しては、5年くらい前から言われている二極化
できる子は難しい問題でもできてしまい、正解率が10%を切るような問題が無い一方、できない子は全くわからない状況が見て取れます
学校の教科書は訳が分かれば、なんとなく定期テストは30点、40点とれますが、北辰、入試だと20点台になってしまうことも
また、英語が得意な子は80点台を取れる一方、5科の偏差値が60を超えるような子でも、英語が得意でないと60点くらいで止まってしまいます
埼玉県の公立高校入試の場合は長文が大問で2つでます
リスニングがあるので、実質30分弱で2つの長文を処理していかなくてはいけないので、結構骨が折れます
苦手な子はとにかく大問①のリスニングと大問②の単語問題で得点をとって、英作文で定型をおぼえることが重要になってきます
英語はBe動詞と一般動詞の使い分けがきちっとできるようになって語順のルールをさらっとでも理解できればシンプルなんですが、なかなかここまでが難しい・・・
社会に関しては、高校の社会が歴史総合の影響で日本史、世界史をミックスした問題が出始めている点
これは難しいと思います
公民はSDGs関連(英語もですね)が多いので、新聞などで知識を蓄えておくとよいですね
理科は・・・
実験の会話が長い!
本当に長い!
聞かれている知識自体は良く聞かれるメジャー用語でも、何を答えて良いかたどり着かない子もいると思います
全教科にいえることとしては、読むことに面倒さを感じないように訓練すること
動画世代ですから、読むことに対する耐性は育ちにくい環境になっています
その為、中3生は毎回国語の読解問題をやってから学習をスタートしていますので、そろそろ耐性がついてくることを期待しています
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