期末テスト期間となり、今週は早い時間から中学生が来て、各々やるべきことに取り組んでいます
5時~6時は小学生もいる時間なのでワチャワチャと混みあってしまいますが、中3生はさすがの集中力でモリモリとワークを繰り返し進めているので流石です
中1の子は定期テスト期間の取り組みが2回目の子もいれば1回目の子もいますね
まだ、慣れていない子は
何から手を付けて良いか?
効率よく点数を取るにはどうすれば良いか?
どうやったら、簡単に覚えることができるか?
などなど、効率良く=楽だと思い込んで、勉強のやり方を教えてください!となりがちですが、残念ながら、そんなに簡単に勉強ができるようにはなりません
各教科90点以上とる子はワークを3~5回は繰り返しています
「もう大丈夫じゃない?」と思うようなできでも、サクッと「もう1回!」と繰り返しています
人は忘れてしまうことが当たりまえと、良く理解しているからこそ、何度もやらないと不安になるんでしょう
ただ、最初は2、3日かかっていた分量でも、5回目ともなると答えが瞬時に浮かんでくるので、2時間もあれば終わってしまいます
ここまでやりこんでこその90点台
ここ数年、定期テストも問題文の分量が多く、様々な資料や図を比較して、必要な情報を選択して答えを導かなくてはならない問題が増えています
学校ワークの知識が完璧に定着していれば、思考するために脳みそを100%使えます
しかし、知識が定着していないと「え~っと・・・、これなんだっけ・・・」から始まるので、正解までたどり着きません・・・
そして、迷言「ワークの問題でませんでした!」と本気で思ってしまいます
学校ワークを大切に、繰り返し周回できるようになることを何度も何度も伝え続けて、それが実行できるようになった子から点数が上がり始めます
もちろん、学校ワークが仕上がった子は塾の教材でさらに上塗りをしてピッカピカに仕上げていますが、まずは学校のワークからです
と、ここまで書いた内容は、学校でやっている内容が概ね理解できている平均点付近の子向けです
お勉強が苦手で、学年を遡って復習をした方が良い子は、学校のワークをスムーズに進めることができません
その為、ある程度線引きをしてあげて
できそうな問題は自力でチャレンジ
これは今は難しいなという問題は、答えを見ても良いから手を止めずに進めることを伝えてあげることが重要です
解説を読んで出来るようにしないと!
先生に聞いてできるようにしないと!
と思うかもしれませんが、学年で遅れている子には苦痛でしかなく、勉強を大嫌いにしてしまいます
なぜなら、その問題の前の段階から埋めていく必要がある為、テスト期間中では到底やり切れないので、そこはテスト期間以外でフォローしていく必要があるのです
大切なのは、そのことを、生徒はもちろん親も理解していくことです
親は当然、我が子には期待していますので、できるようになって欲しいという願いがあり、その思いは強い口調になってしまうこともあります
しかし、ものには順番というものがありますよね
できることを少しでも増やしていけるようになりましょう!
子どもが一番苦しんでいるんです
だって、1日の大半を過ごす学校でやっている授業がわからないことだらけなんですから
目先のテストも大事ですが、まずはきちっと復習をして追いついていくこと
そこを一番大切にして欲しいと思います
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