中学生の子を持つ親が悩む5つの事 ③‐2

保護者さまへ

③-1からの続きです。

 

●子どもの性格によって接し方を変えていこう

 

ここではよくある2つのパターン「カンペキ主義派」「できたつもり派」に合わせた対処法を紹介いたします。

 

カンペキ主義派

 

特に女の子に多いパターンです。

 

「何事にも丁寧にカンペキに仕上げたい」という思いが強く、問題集をさせてもなかなか進まない。

 

そんな子がこのタイプに該当します。

 

確かにいますね、このタイプの子!

 

テスト前、学校のワークをする際、初めてやる問題なので、全部わかる事のほうが少ないのに、バツをつけるのが嫌なのか、わからない事だらけなのが嫌なのか、教科書を見ながら問題を解く子!

 

私の所は禁止していますが・・・

 

こういうタイプは

 

「スピード重視」
「8割ルール」

 

まず、時間だけ長くやったつもりでも集中力が続かず、効果が薄い事を認識してもらう。

 

次に、問題集は1周でカンペキにするものではなく、2周・3周と繰り返す事で仕上げて行くものだとわかってもらう。

 

スピードを重視して、8割理解できたら次に進む。

 

この意識を持ちながら取り組むようにしてください。

 

できたつもり派

 

特にノリの良い男の子に多いタイプ

 

お母さんが勉強について「どんな感じ?」と聞くと

 

「カンペキだよ!」「結構わかったし、かけたから大丈夫!」

 

みたいな感じで、結果でガッカリ・・・のタイプです。

 

こういうタイプは

 

「ネガティブなケースを想定させる」

 

「何度も、何度も繰り返し確認させる」

 

楽観主義者の子が一番いけないのは自分を過大評価してしまう事。

 

妙な自身を持ち、やったつもりでいつまでも結果がでないのです。

 

このタイプは疑ってかかるくらいでちょうど良いと言えます。

 

この「できたつもり」のお子さんは、褒めてはいけません。

 

楽観的な性格や中身のない自信を助長させる事に繋がってしまいます。

 

一般的には子どもは褒めたほうが良いよされますが、子どもの性格によっては、褒める事が害になる場合があります。

 

たとえば、小さい頃からなんでも褒められた子は「自分の評価を落としたくない」という理由から難しい事に挑戦しなくなります。

 

ちょっと難しい問題に当たると放棄してしまい、粘り強さが身につきません。

 

良かれと思って褒めたのに、子どもの可能性を閉じてしまう事もあるのです。

 

これは、注意しないとですね!

 

カンペキ主義派は自信がない子が多いので、積極的に褒める!

 

できたつもり派は年に数回褒めるくらいでちょうどよいのです!

④に続く・・・

④は眠気対策です。

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